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関西地区強化練習

今日は大阪東部支部阪本道場で、関西地区強化練習が行われました。
これはワールドカップ出場者とウエイト制出場者を対象に行われた練習会で、阪本先生が音頭を取ってくださり関西中の有力選手が参加しました。
稽古はインナーマッスルのトレーニングを中心に最後は総当たりのスパーリング。もちろん私は骨折中ですので見る側にいたわけですが、今回の強化練習に参加したうちの道場生の欠点がよく分かりました。
普段は私も一緒にスパーリングをやっているので、彼らのどこがダメなのかをなかなか指摘できませんでした。
では何がダメなのか?それは空手の基本中の基本である基本稽古と移動稽古をやり込んでいないと言うことに尽きると思います。
これらが出来ていないので、スパーリングできつくなると重心が浮いてきます。
重心が上に行くと突きも軽くなり、相手を崩すことが出来ません。蹴りも同じです。軸が安定していないので、効かせる蹴りが出せないのです。
正しい基本稽古と移動稽古を行っていればインナーマッスルは鍛えられます。インナーマッスルが鍛えられると組み手でブレなくなり、蹴り、突きのスピードとパワーが増します。ただし、これらは力任せに蹴る基本稽古ではダメです。しっかり肩甲骨と腸腰筋を意識した基本稽古を行わなくてはなりません。そして移動稽古も足で動くのではなく、重心の移動によって前へ進む移動稽古をしなくてはなりません。
彼らがこれからもこれらの稽古を疎かにする限り、自分の殻を打ち破ることは永遠にできないでしょう。
「空手の命は組み手にあり、組み手の命は基本にあり」
は極真空手の極意なのですから。
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