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大阪は鬼門の方角

90分スパーリングで回転胴回し蹴りを出した時、肘で受けられました。
その時、「パキッ」 と言う音は聞こえていたのですが、てっきり相手の肘に当たった時の衝撃音だと思っていました。
しかし、その後、しばらく痛みで起き上がれません。
アイシングをして、痛みが治まってきたので再びスパーリングを始めたのですが、踵落としが相手の頭に当たると激痛、回し蹴りをスネで蹴ると激痛。
その時はまだただの強烈な肉離れだと思い込んでいたので、心配するみんなに
「総裁はな、右足が無くなったら片足で戦え、足が無くなったら手だけで戦え、手が無くなったら噛み付いてでも戦え、死んだら化けて出ても戦え、と言ったんだぞ~」
と冗談を言いながらスパーリングを最後まで続けていました。
家に帰ると痛みはまだ治まりません。スポーツ店で買ってきたアイシングのセットをスネの裏に付けて寝たのですが痛みで寝れません。
「明日は病院だな」
と次の日起きてすぐに行き、手の調子も悪かったので、手と足のレントゲンを撮ってもらいました。
先生が
「手はこことここを見てもわかる通り問題はありませんね」
ホッとする私。
「さて足ですが、スネの後ろの細い骨。これ、ひ骨って言うんですけど、横にスジが入ってますね。このスジ、骨折ですね」
「えっ?ウッソー!!」
その瞬間目の前が真っ暗になりました。

先生「今日からだいたい一ヶ月はギプスですね。引っ付きが悪いときはさらに延長」
私「もうすぐ試合で、しかも右足だと仕事で車の運転が出来なくなるのでギプスは困るんですけど」

先生「そんなこと言われてもね~、ギプスは絶対しないとね」

今回、コンディションが本当に良く、今年45歳になる今の私の稽古法が本当に正しいのか、ウエイト制で心から試してみたいと思っていました。
で、かなり凹みました。

ただ、どうも大阪は私にとって鬼門の方角のようです。
昨年は同じく全日本ウエイト制前に外側靭帯部分断裂で棄権、過去を振り返れば公式戦で初めて一本負けしたのも大阪でした。
この他、大阪への出稽古で骨折、etc…まだまだありますが書きません。

今日、総本部の小井事務局長が私の事を心配をして、電話をくださいました。お話をしていると事務局長も若い頃、回転胴回し蹴りで私と同じひ骨を骨折されたそうです。
回転胴回し蹴りは両刃の剣なのだと身にしみて感じました。

でも私の凹みは今日まで。明日からはまた次の試合を目指して頑張ります。

オッサンでもきちんと稽古をすれば強くなれることを自ら証明していきたいと思います。
そして不惑の歳を過ぎた私が現役で戦うことによって、世間のオヤジ達の励みになれたら最高だと思っています。
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